秩父三十四観音霊場 第3日(2004.06.05(土) 天気:晴) 2004.06.16作成

 経路:影森駅 => 札所二十六番奥の院 岩井堂 => 札所二十七番 => 札所二十八番 => 札所二十九番 => 道の駅 荒川村 => 札所三十番 => 三峰口駅 => 道の駅 両神温泉薬師の湯(600円) => 栗尾バス停 => 西武観光バス(500円) => 秩父駅 => 西武秩父駅

歩行距離:25Kmくらい

 6月の札所巡りに出掛けることにした。前回は天気が悪かったが、今回は田無辺りから一瞬遠くに山並が見えるほど晴れている。所沢で飯能方面に乗換えて、飯能で西武秩父方面に乗換える。前回と同じ列車なので、高麗の手前で同乗していた運転士と車掌を降ろす。横瀬に近付くと左手に武甲山が見える。日が当たっているので痛々しい削られた山頂付近が、はっきり見える。
 

第二十六番
 奥の院

岩井堂

  
(影森駅 出発 8:30)
(岩井堂 出発 8:55 2000歩)

 前回の巡礼は影森駅で終わりとしたので、秩父鉄道に乗換えて影森駅に降り立つ。今回は二十七番から始めても良いのだが、舞台づくりの岩井堂を見てみたい。二十六番から二十七番に向かう道に出て、しばらく行くと岩井堂への案内が出ていたのでそれに従う。すると昭和電工の工場に着く。守衛さんに奥の院に行きたい旨を伝えると、丁寧に地図付きで教えていただける。工場内はグリーンベルトを歩くようにとの事。工場内を場違いな感じで進むと、琴平神社の鳥居が見える。石段を上がり、琴平神社に参拝してから奥へ進む。この道で良いのかな?と疑問になってきた頃にハイキングコースの看板のところに出る。看板通りに進むと岩井堂を見上げるところに到達する。周りに人はおらず、静かなところだ。登り坂が続いたので一息入れてから、二十七番方向に向かう。この辺りは岩場もあるので足回りはしっかりしておいた方が良いようだ。

   

今回の出発は影森駅

土俵がある琴平神社

第二十七番

大淵寺

  
(出発 9:15 4100歩)
 岩井堂から、ハイキングコースを通って二十七番まで気持ち良いハイキングとなるが、要所に看板が出ているにも関わらず、紛らわしい道が何ヶ所かあるので注意が必要だ。残念ながら、途中にあったはずの護国観音を見落としてしまった。そのまま、山を下ると二十七番の屋根が見えてくる。裏から入るような形になり、お参りをして納経所へ行く。その途中に延命水があり、一口含ませていただく。ご住職は電話中にも関わらず、応対していただいた。

 

観音山 延命水

第二十八番

橋立堂

  
(出発 9:35 6100歩)
 二十七番からは、しばらくは秩父鉄道に沿った細めの道や砂利道等だが、やがて車道へ出る。浦山ダムへ上がって行くと思われる道と分かれて、しばらく行くと車1台分程度の道に入り、二十八番への石段下に出る。岩壁の前にたたずむお寺だ。お参りした後、食事もできる売店で秩父牛乳(110円)を飲む。鍾乳洞もあり、納経所が入場券売り場となっている。実は、ここは10年ほど前に来た事があり、時の流れを感じてしまう。でも、雰囲気は当時と変わっていない気がする。
 

車1台程度の道を歩きます

 

第二十九番

長泉院

  
(出発 10:00 8400歩)
 少し道を戻り、2車線の大きめの道に出る。車通りが少ないところをみると、浦山ダムが出来てからは旧道扱いになったのか?ダムを眺めて歩くが、本当に必要なのか疑問となる。川が結構下のほうに見える。看板に従って進むと二十九番に到着。庭園のようになっていて綺麗なお寺だ。

   

浦山ダム

二十九番札所入口

第三十番

法雲寺

  
(出発 11:30 18700歩)
 三十番までは、ガイドを見ると約7Kmの道程となる。武州中川駅までは国道に平行した道を進む。途中には綺麗な休憩所や観光トイレなどもある。千手観音堂を見ながら武州中川駅方面へ向かう。この先は秩父鉄道に沿った道に巡礼みちの札が出ている。しかし、この道も国道に出てしまい、しばらくは国道歩きとなる。武州日野駅に着いて駅前の地図を見ると少し回り道だが道の駅まで国道を歩かなくて済むようだ。秩父鉄道を挟んで国道と逆のみちを回りこんで歩き道の駅に着く。ここから、国道の手前まで進み、おそらく旧道であろう道を歩く。道は広いが、車通りの少ない道だ。この道を白久駅の手前まで進み、看板にしたがって白久駅前を通り三十番までの登り坂となる。御朱印の押された白衣を着てバイクに乗った人に追い越された。思わず、かっこいいと思ってしまう。さすがに、疲れたのかお参りに上がる階段でつまずいてしまった。何とか午前中で御朱印までいただけた。
     

千手観音堂

武州中川駅

武州日野駅


   

道の駅 荒川村

白久駅

栗尾バス停


 
 
(到着 15:20 38500歩)
 三十番を11:30に出発出来たことで、ガイドブックの理論上では三十一番まで到達できることになる。しかし18Kmあるので、途中にある薬師の湯に入って次回に来やすいバス停で区切るのが良さそうだ。白久駅前まで戻り、三峰口駅へ向かう。秩父鉄道に沿っている道だが間に建物が建っていたりして、線路が見えるのは三峰口駅に近くなってからだ。ちょうど正午に三峰口駅に到着。駅前でうどんを食べて先へ進む。荒川を高い橋で渡り、贄川宿を目指す。贄川宿の途中を左折し両神村を目指す。さすがに歩く人は全然居ない。国道ほどじゃないにしても、それなりに車の多い道を進む。ところどころ歩道も整備されている。途中トンネルが1箇所あり、道が狭くなっているので大型車が来ないかドキドキしながら通る。
 両神村に入る看板から 両神温泉薬師の湯まで約2.5Kmあるらしい。13:35に道の駅 両神温泉薬師の湯に到着する。さっそく一風呂浴びる。やっぱり、こういう時は温泉で汗を流して体を休めるのが一番だ。当初は、ここの最寄のバス停で区切ろうかと思っていたが、次のバスまで1時間あるということなので先に進むことにして、14:20出発。この辺りからは両神村の中心に入るらしく建物が多くなる。そのまま道なりに進み、小鹿野中心街へ分かれる道を過ぎて大きな橋を渡ると、角にコンビニのある十字路に三十一番への案内板が出ているので、その看板に従い左折する。
 やがて、栗尾というバス停のそばに三十一番への案内板がある。ここから2.7Kmとあるので、往復5Km以上ある。既に38000歩を超えているので、さすがに無理があるだろう。あと5分ほどで西武秩父駅行のバスも来そうなので、このバス停で区切りとする。

   

三峰口駅

贄川宿入口


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今回の日帰り入浴

名称 両神温泉 薬師の湯
写真

  

料金 600円(券売機)
コメント


フロントでスリッパに履き替えて2階へ
更衣室は綺麗にしている
浴槽は大きな内湯が一つのみ
バイブラバスとジェットバスに
なっている場所もある
投入口に、源泉100%(飲用不可)の
シールが貼ってある
あまり、印象が残らなかった
シャンプー類完備

行き方

秩父鉄道三峰口駅から両神村を
ひたすら目指す徒歩80分
両神村営バスの利用をオススメします
薬師堂バス停下車徒歩3分ほど
道の駅に併設

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