函館山が遠ざかります 江差の街並み 残念ながら既にJAL塗装 |
4時過ぎに起きて、ホテルの大浴場で目覚ましの一浴び。温泉ではないが、広い風呂の一人占めは気持ち良い。朝市へ行ってみる。特に何も買う気は無いが、一回り散歩をする。食堂で3種類の具が選べるミニ丼を食べてホテルへと戻る。チェックアウトの時に、「早いですね」と言われて、7時の特急ですからと答えたが、今日の予定は迷っている状態だ。江差まで行って木古内から青森まで特急に乗るか、早々と北海道を後にして津軽線か大湊線に乗るか。ここは、やはり北海道を乗っておくべきであろうと、函館駅のみどりの窓口の列を見て決めた。
江差行きの2両編成のディーゼルに乗る。上磯までは近郊区間といった感じだ。対岸に函館山が見える。遠ざかる函館山を見て、少し寂しい気分になる。木古内から、海沿いを離れて一気に田園風景が広がり、のんびりした感じになる。エンジンを唸らせながら、山間に入る。峠越えの区間は、かなり長い。さすがに、川のみずが綺麗だ。山々が少し遠のき、田畑が現れ、住宅も増えてくる。
江差に近付くと列車からも日本海を望める。江差は市街地まで距離があるようだ。いったん坂を下り、登った所が市街地のようだ。江差駅前には酒屋ぐらいのもの。30分ぐらい歩いたが、蒸し暑かった。木古内からの特急券を買っておく。帰りの列車は、湯の岱から木古内までノンストップだ。
木古内から白鳥の自由席だが、大体席が埋まっているぐらいの混み具合で、一人ならば通路側の席に余裕で座れた。行きは覚えていない青函トンネルに入ると、することは無い。この列車は竜飛海底駅に止まるので、楽しみはそれぐらいだ。外に出てからも蟹田までの区間はトンネルが多い。すれ違う列車は意外に貨物が多い。青森駅に着き、昼を食べに外へ出る。暑いけど、ラーメンと餃子が食べたい気分だったので、メインストリートから少し入ったところで、ほたてラーメンと餃子を食べた。なかなか美味しかった。
青森からは、きらきら八戸で三沢へ向かう。1両だけ自由席なので早めに行って並んでおいたが、客は少なかった。追加料金も発生せずに、乗り心地の良い列車で、この区間を移動できるのは嬉しい。惜しいような気持ちで三沢に着き、駅からすぐの古牧温泉へ向かう。ここは、2,3時間見て来たほうが良さそうだ。ただし、あまり落ち着きが無いので落ち着きたい人は元湯だけでよいと思う。
さて、帰るとする。空港には早く行きたい人なので、連絡バスまで待つ気は無く三沢の中心街まで歩いてみることにした。時間があるので、とにかく歩く。途中から雨が降りだし、タクシーが来れば拾おうと思ったが、通る気配は無い。この雨の中、戦闘機が離発着を繰り返す。かなりの爆音だ。空港の前には温泉銭湯があるが、興味はあったが、そのまま空港へと入った。三沢空港までは駅から5Kmくらいと思われる。2Fの土産屋を物色して、かなり疲れていたのか、夏なのにせんべい汁を買ってしまった。レストランで食事をしたが、リーズナブルに食事をしたければ、1Fの軽食の開店を待った方が良いようだ。展望デッキ100円だが、雨が降っているのに上がってみる。他に飛ぶ飛行機がないので面白みは無いが、滑走路とターミナルが柵で区切られており、旅客機到着の際にはランプが付いて、柵が開く。到着した飛行機はJAS塗装を期待していたがJAL塗装に変わっていて残念。そして、あらかじめ指定しておいた、東京到着時に夜景が綺麗に見える進行方向右側の座席に座り、帰途に着いた。
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