雪見と越後路(2004.01.10−11) 2004.02.14作成

 経路:横浜線経由で八王子 => (ムーンライト信州) => 上諏訪 => (徒歩) => 下諏訪 => (中央本線・篠ノ井線) => 松本 => (篠ノ井線) => 長野 => (信越本線) => 新井 => (快速くびき野) => 新潟 => (白新線) => 新発田 => (羽越本線) => 新津 => (信越本線) => 新潟 => (越後線) => 吉田 => (弥彦線) => 弥彦 => (弥彦線) => 東三条 => (信越本線) => 長岡 => (上越線) => 越後湯沢 => (上越新幹線) => 高崎 => (高崎線) => 赤羽 => (埼京線) => 新宿 => 山手線経由にて帰宅

 初乗区間:羽越本線(新発田−新津)、越後線(新潟−吉田)
、弥彦線(東三条−弥彦)

 2004年18きっぷの旅として、雪見かたがた新潟地区の未乗線に乗りに行ってきました。


  
上諏訪で下車しました
  
ボケていますが、夜の諏訪湖


 八王子では夜行に乗る前に軽く飲んでおくのだが、安く飲める店が23時を過ぎても満員で断られてしまった。少し時間を潰して、寝酒を買い込みホームへ向かう。
 3連休中のせいか、今回のムーンライト信州は混んでいた。窓側の指定だったのだが、通路挟んで座っていたご夫婦と場所を交換して逆側の通路側の席に移動した。お礼ということか、あられを一袋いただいてしまった。しかし、それが悲劇の始まり。隣の客のいびきがかなりうるさくて、全然寝れないまま時だけが過ぎていく。眠れず起きて座っていてもイライラするだけなのでデッキで外を眺めたりして過ごしていたが。我慢できずに上諏訪で下車した。
 諏訪湖畔沿いを5Kmぐらい歩いて下諏訪に5時頃到着。銭湯が開くのを待つ。駅から近めの矢木温泉または菅野温泉にしようと思って場所の下見をしておく。矢木温泉にすることにして、もう少し待とうと思ったが5分前に行ってみると扉が開いて既に2人の先客。料金は箱の中へ入れる形式だった。大きな湯船があるだけだが、お湯がたっぷり注がれていて気持ち良く、夜行の疲れも癒された。しかし列車の時間まであまり無いため、大急ぎで出て下諏訪駅に向かう。

  
姨捨駅付近より善光寺平を望む
 
 
到着した列車は雪が付いていました
 
 
融雪用のホースが雪国の雰囲気です 
 
 
新井駅の様子
 
 
新井駅の駅名表1
 
 
新井駅の駅名表2
 
 
車窓からは日本海が身近に見えます
 
 
新潟駅


 下諏訪から松本へ行き、乗り換えて長野へ向かう。ウトウトしているうちに姨捨からの眺望が現れる。久々の眺めを堪能して満足。長野市内は晴れているが、北の方に重そうな雲。直江津へ行く列車は雪化粧をしての到着、これからの天気が気になる。駅でナカジマ会館という立ち食いそば屋で信州そばを食べる、てんぷらが大きめで360円。直江津行きの列車で、豊野を過ぎると雪深くなり、妙高高原を過ぎた辺りから雪が降り始めた。スイッチバックの二本木の辺りは完全な雪国の風景を進む。
 新井より快速くびき野で新潟へ向かう。元特急の車両を利用した4両編成で直江津を過ぎると立席も出る状態。列車から間近に見える日本海は荒れていた。どこかで降りて海岸にたたずんでみたいと思ったがスケジュールの都合で叶わず。長岡で降りる客も多かったが乗る客はもっと多かった。快速が特急型の4両じゃ役不足。田園地帯が続き、新潟へ。新潟中央郵便局へ行き、風景印(ちょっと失敗か?)を押してもらう。

  
新発田駅は吹雪模様
 
 
新津駅は交通の要衝
 
 
吉田駅
 
 
弥彦線からの大鳥居
 
 
終着駅の弥彦
 
 
弥彦駅も神社風?
 
 
 
 
 
 
日も暮れてきたのでエチゴビールを


 羽越本線の新発田・新津間に乗るために新発田へ。新潟は晴れ間も見えていたのに、新発田では吹雪状態。羽越本線は他の線と変わり無く広々とした田園地帯。 電化区間ながら、ディーゼルカーなのが嬉しい。天気が悪いにも関わらず、大きい山脈が見えていた。日曜日なのに制服姿の高校生が多い。阿賀野川を渡るときに堤防を過ぎたのに内側まで田畑がある。通路を挟んだ逆側の人はメモを取っているが、沿線の雰囲気をメモしてるのだろうか?天気は、降ったり晴れたりが続き、雪も積もって居るところと積もって居ないところがある。
 信越本線から見える、観音温泉めぐみの湯に未練を残しつつ二度目の新津・新潟間を進む。何かのテレビで新津のひらめ寿司の駅弁が美味しいと言っていたが見当たらなくて残念。
 新潟からは越後線で吉田へ向かう、内野までは市街地のなかを進む、海も近いので川を渡る時は市街地の割に川幅が広く若干迫力がある。高台を走るので平野部の見通しがきく。巻、吉田と並行して大きい道路が走っているのか、田園地帯の中にも郊外型の店舗が遠くに見える。弥彦線への乗換待ち時間を利用して越後吉田郵便局でATM貯金をする。郵便局へ向かう途中で大体の街の規模が感じられて面白い。
 弥彦行きの列車は吉田を出ると市街地や工場の一角を抜けてゆっくり走る。やがて進行方向右手に日本一の大鳥居が見えてくる。 矢作からスピードが上がり、弥彦へ到着。観光地だが駅前はあまり人が居ない。車で来て人が多いのか?列車からは、意外と若い観光客が訪れている。日暮れも近くなってきたので、駅のKIOSKで新潟駅で気になっていたエチゴビールのピルスナーを購入。車内で飲みながら折り返しの出発を待つ。
 吉田から東三条方面は、最初は少し市街地風の田園風景の様子。燕駅付近は歴史を感じるような古めの建物が多い。新幹線と高速道路の走る燕三条駅付近は商業施設が立ち並び最近発展したという風景で、駅からは新幹線のお客より遊んだ帰り風の若い女性の姿が目立った。高架上を走って東三条到着。

  
さすが雪国、屋根はあるけど歩くの大変


 長岡行きの列車に乗り継ぎ、長岡へ移動、自宅へ土産を購入(物産展でやっていた、枝豆入りかまぼこ)ここで食べたもずくそばが美味しかった。(直江津にもあると聞いているが、同じ会社なのだろうか?)水上行きの列車に乗り込む。途中からはスキー客も加わり混雑してくる。このまま帰るのも良いが、越後湯沢で下車して駅前にある江神温泉で一浴、新幹線で高崎まで移動し(3410円)高崎より快速アーバンにて帰京。各駅停車のみで帰るより1時間ほど早い帰宅となった。

 

今回の日帰り入浴

名称 下諏訪 矢木温泉 越後湯沢 江神温泉
写真

  

  

料金 220円(料金箱) 300円(販売機で購入)
コメント


温泉銭湯
大きな湯船が一つ
朝5:30から営業しているのが魅力
5:30で先客2名
お湯が沢山注がれている

温泉銭湯
大きな湯船が一つ
新幹線の駅前なのに、のんびり
している
温まって、列車の待ち時間に最適

行き方

中央本線下諏訪駅を出て、
まっすぐ突き当りまで進む
左折して、しばらく行った
右側の路地を入った右手
徒歩10分弱

上越線・上越新幹線越後湯沢駅
東口を出て商店街のアーケードを
進んだ右側
徒歩3分


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