飯田線の旅(2003.12.19−20) 2004.01.05作成

 経路:横浜線経由で八王子 => (ムーンライト信州) => 松本 => (中央本線) => 下諏訪 => (中央本線・飯田線) => 元善光寺 => (飯田線) => 飯田 => (徒歩) => 桜町 => (飯田線) => 豊橋 => (東海道本線) => 焼津 => (東海道本線) => 静岡 => (東海道本線) => 横浜 => 横浜線にて帰宅

 初乗区間:中央本線(岡谷−辰野)、飯田線(辰野−豊橋)

 2003年冬の18きっぷの旅として、飯田線を完乗してみます。暖冬の中、この日だけ寒波が到来しました。


  
松本に停車中のムーンライト信州
  
早朝の松本城
  
早朝の下諏訪駅
  
雪の中の小駅(中央本線川岸駅)


 毎度のパターンですが仕事を終わらせて家に帰り、旅仕度を整えて八王子よりムーンライト信州で出発しました。車内は冬山登山の客も多いけれども、二人掛けのシートを十分に占有できる程度。空いてはいたが、今回はあまり眠れないまま停車駅毎に外の様子を眺めて過ごす。甲府では仕事帰り風の人や海外旅行帰りらしき人達が多数下車していった。小淵沢の手前辺りから雪が見え出し、今回も茅野で登山客が何組か下車(冬なのに・・・)。この頃から雪が降りだしてきた。早朝の松本では、雪こそ降っていないものの路面が凍っている。駅に居ても仕方ないので、松本城まで散歩をしてみる。凍った道をバリバリと音を立てながら進む。途中、ナワテ通という古い街並みを再現したところがあるが、早朝の暗い中なのでまたの機会とする。松本城は暗闇の中でも若干ライトが当たっていたので確認出来た。
 短時間でも良いので温泉に入りたいと思い、中央本線の始発列車で下諏訪へ行き、慌ただしく新湯で一浴。ここから、飯田線へ直通する列車への乗車となる。メインのルートから外れてしまって寂しい感じがする辰野を過ぎると飯田線である。車内の会話を聞いていると雪は一気に降ったらしく、昨日以前であれば雪景色を楽しむことが出来なかったらしい。信州というと味噌のイメージが強いが「伊那しょうゆ」という看板が見えて、ちょっと気になった。伊那市までの市街地を抜けると、地形の気の向くままに進む感じとなる。話に聞いていた、田切も満喫できた。飯田市手前から晴れ間が見える。ただしこの日は東海道線新幹線も遅れるほど岐阜名古屋付近でも降っていたようだ。


  
  
  
元善光寺駅の様子
  
駅前には丸ポストが健在
        
  
元善光寺の様子

元善光寺付近からの見晴し


 このまま飯田まで乗り続けても待ち時間が長くなるだけなので、途中下車をして元善光寺に参拝に行く。雪のため車からの泥跳ねに注意して歩く。元善光寺は規模ほど大きくないが、付近からは眺望が良い。駅に戻り、待合室に居ても寒そうなので風が冷たいがホームで次の列車待つ。


  
飯田駅

  
りんご並木

  
仮営業中の飯田郵便局

  
  
桜町駅

  
  
桜町駅に発着する列車
(115系の方が絵になるなぁ)


 飯田駅へ到着。ユニーの脇の道を下ってみる。飯田郵便局に行きたかったのだが、何となく歩いているうちに飯田馬場郵便局辿り着いてしまった。硬貨は非扱いだが、せっかくなので1000円貯金。中央通りを駅へ戻り、地図を確認して飯田郵便局方面へ建替中のためプレハブで営業中の局で風景印を貰い、信越版の年賀葉書を購入して桜町駅方面へ向かう。桜町駅近くの飯田大門郵便局でも1000円貯金、近くのお菓子屋さんで「飯田名物 おやき」をお土産(名物なのか?)として購入し、桜町駅より列車に乗り豊橋を目指す。飯田からしばらくは人が乗っていたが、天竜峡を過ぎる辺りから1ボックスに1グループ程度の混み具合となり、その状態が湯谷温泉の辺りまで続く。途中、秘境駅と言われる田本では車両を移ってきて駅名の写真を撮る人がいたり、小和田では、若い人が乗ってきたので鉄道が好きな人かと思っていたが、郵便局のリュックを背負っていたので配達員さんであることが分かった。天竜峡から中部天竜までの区間は、道は険しいけれども車内にはのんびりした空気がながれていて何度でも乗ってみたい区間です。湯谷温泉の先の本長篠からは平野に出て、だんだん家や店が増えてきて、もう飯田線の旅も終わりに近付いた事を気づかせる。豊橋では1分の待ち合わせで東京方面の東海道線があったが、この駅での1分は無理、車内でも次の列車を乗り継ぎとして案内している。浜松行きの列車は4両で、立ちを覚悟していたが、なんと通路側ながら着席出来て浜松までの浜名湖の景色を楽しめた。次の富士行きも7両の運転で、ゆっくりと着席。途中、焼津で下車して駅前の温泉に入ろうと思ったが、いい加減な記憶のため見つからず、案内の出ていたサンライフ焼津という施設まで10分程度歩いて、塩湯の辛い温泉に浸かり静岡へ向かった。静岡からは、折返しにムーンライトながらとして使用する特急車両の普通列車運用で横浜まで帰って来ることが出来た。今回の旅は、暖冬なのに寒波が来て雪景色を堪能し、のんびり飯田線で頭の中を空っぽに出来てリフレッシュ出来た旅となりました。

 

今回の日帰り入浴

名称 下諏訪 新 焼津 サンライフ焼津
写真

ありません

ありません

料金 220円(フロント(番台?)) 420円(販売機で購入)
コメント
温泉銭湯
大きな湯船が一つ
朝5:30から営業しているのが魅力
6時過ぎで先客無し
お湯が沢山注がれている
5分位しか居なかったため
「もうちょっとゆっくりすれば
いいのに」と言われた

労働福祉センター(だったかな?)
の温浴施設
お湯をなめると、かなり塩辛い
内湯と露天が一つずつ
18時ぐらいで15名ぐらい
出た後は、結構ポカポカしていた

行き方

中央本線下諏訪駅を出て、
まっすぐ突き当りまで進む
右折して、先の信号を左折
少し行った左側の路地を入った
右手
帰りは、方向感覚さえしっかり
すれば細い路地を抜けられる
徒歩10分ぐらい

東海道本線焼津駅を出て
静岡方面へ線路に沿って道なりに歩き、
突き当たりを右折して国道の歩道橋のある
交差点に出て、左折して国道を歩いた右側
徒歩10分ぐらい


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