石見都賀駅
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親戚の家から三江線の石見都賀駅へ向かったのですが、驚いたことに駅では写真を一生懸命撮っている先客がいました。(ちなみに、この方は宇都井で降りましたので、あの高層ローカル駅を写真に撮って、私の乗っている列車が口羽で行き違いをした列車で江津方面に向かったのでしょう)さて、久しぶりの三江線ですが残念ながらロングシート部に座る事となりました。口羽までの区間はトンネルと橋が続きます。トンネルを抜けてすぐに江の川の上を走るのは、突然の車窓の変化で楽しめます。口羽を過ぎると、左側の車窓に江の川を見ながら川沿いを進みます。周りが開けて、尾関山に着くと次は三次です。三次駅は帰りに少し降りてみるとして、乗り継ぎ時間があまり無いので先へ進みます。乗り換えた芸備線もレールバスタイプの車両でした。塩町までの区間は以前に(と言っても中学生の頃)福山まで出るのに福塩線で通ったことがあります。乗った時は乗客が多かったですが、庄原で降りる人が多く、歴史のありそうな西城を過ぎると山も近付き、景色が良くなってくると、木次線の線路が左側から近付いてきて備後落合へ到着です。
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備後落合駅
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現在、備後落合駅は無人駅なので、車内で三江線からの整理券で支払おうとすると計算が出来ずに、無線で運賃を問い合わせていました。折り返しまではかなり時間があるので散歩かたがた昼食の食べれそうな所を探します。昔は陰陽連絡の要衝だったようですが、高速バスに完全に客を奪われたせいか、駅は無人・駅前も静かで山の中の小駅の趣です。
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備後落合簡易郵便局
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目を引いたのが駅前の簡易郵便局でしたが、この日は日曜日なので立寄ることが出来ませんでした。徒歩十分程度のところにドライブインがあるという看板が出ていたので、そこまで歩いて行き田舎そばを昼食します。おでんがあったので食べてみたかったのですが、まだ残暑の続いているような時なので、出来ないとのことでした。 |
奥出雲おろち号
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駅に戻ってみると、木次線からの奥出雲おろち号が到着しています。さすがに、この時ばかりは山の中の駅も賑やかになります。まだ未乗の木次線と芸備線の新見までの区間を思いながら来た道を引き返します。意外だったのが、18きっぷのシーズンを過ぎても乗り歩きを行っている人が多いということでした。 |
三次駅
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三次駅に降りるのは久しぶりです。駅にあったファーストフード店も無くなっていました。駅の規模は変わらないのに、車両は綺麗になったのに、駅の機能が簡略化されていくのは寂しさを感じます。さすがに、近くにショッピングセンターがあったりすると車の客をターゲットにした方が儲かるのでしょう。何年ぶりかの駅の雰囲気を味わった後、口羽行きの三江線にて帰路につきました。
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