2003年12月06日

JR東日本 駅からハイキング 粋な街あらかわ−都電を辿る−(2003.12.06)

今も昔も粋な荒川区の見所や史跡をめぐり、伝統工芸の職人が実演展示するイベントを見学します。

コース:JR尾久駅 => 都電荒川車庫 => 荒川自然公園 => 荒川スポーツセンター => 荒川ふるさと文化館 => 素盞雄(すさのお)神社 => 円通寺 => 回向院 => JR南千住駅
距離:約9.6Km

 天気予報では雨が降ると言っていたが、何とか曇り空の様である。尾久という駅は、何となく、不思議な空間に位置していて馴染みが無い、山手線や京浜東北線からも外れているので、余計にそう感じるのであろう。列車自体は東北線・高崎線の列車が頻繁に発着して、目の前は列車の車庫である。その向こうには新幹線も見える。この駅へ行くのに上野から高崎線に乗り換えたのだが、1駅乗るだけなのに旅情を感じるのが素晴らしい。4人掛けの席に座れたのが一番の理由であるが・・・
 さて、駅前に出てみると23区内なのに駅舎は、こじんまりしている。駅横の地下道にて受付を済ませ、明治通りを左に進む。最初の目的地は都電荒川車庫である。10分ちょっとで都電の荒川車庫前駅まで来れる。荒川車庫の事務所へ行ってみるとスタンプが置いてあったので持っていたスタンプ帳へ押す。早稲田・三ノ輪橋・荒川車庫の3種類のスタンプがあった。さすがに路面電車で、車庫への線路は交差点を曲がるがごとく、急カーブを描いて車庫内へ続いていた。
 続いての立寄りポイントは、あらかわ遊園だがパスして先に進むが、古い塗装の都電らしき車両が置いてあるのが遠くから見えた。都電小台駅近くの交差点で郵便局を発見してしまい、荒川西尾久三局で190局目(ATM込)の旅行貯金を行う。都電熊野前・東尾久三丁目駅のそばにも郵便局があることが判り、熊野前駅からコースを外れて都電沿いを歩いてみる。一度コースから外れると、人がまばらになり歩きやすくなる。(ウォーキングに参加される方、あまり広がって歩かないで下さいね)しかしながら、局のほうは硬貨非扱いのATMでしたので何もせず。東尾久三丁目駅から荒川東尾久六郵便局までの街並みは、年季が入った感じのホルモン焼き屋や銭湯があり、風情を感じました。
 そのまま都電に沿いながらコースへ合流します。街が賑やかになってきたら町屋でした。京成をくぐり、荒川自然公園付近を都電に平行した道路で進みます。荒川区役所の近くの荒川局で191局目(ATM込)の旅行貯金をして、風景印を頂きます。この風景印には都電が描かれてました。
 荒川総合スポーツセンターでは、「あらかわの伝統技術展」が開かれていたようでしたが立寄らずに、妙に新しい若宮八幡宮を横に見ながら、大回りをし荒川ふるさと文化館はパスして素盞雄(すさのお)神社へ向かいます。この神社は歴史を感じる趣があり、なかなか落ちついた感じです。(缶発泡酒を片手の人が境内に居たが、いかがなものか?)三ノ輪橋駅方面へコースを外れて向かってみます。下町の活気あふれる商店街のアーケードがあったので、往複してみます。一度ここでお惣菜を買ってみたいと思わせる元気があり生活感あふれる商店街でした。あとは、常磐線に沿ってゴールを目指します。ゴールの南千住は工事の真っ只中でした。
 ゴールでは、年明けの七福神めぐりの予約受付をしていました。今回で2003年のイベントは参加納め。また来年も、いろんなコースを楽しみたいと思います。

  

  

  

  

尾久は上野と赤羽
の間の駅です

尾久駅前の様子

都電荒川車庫

荒川車庫前駅から
車庫への線路

投稿者 aobatrip : 00:00 | コメント (0)